昨年の我が国経済は、世界景気が好調を維持する中で、大手企業を中心に業績が回復しており、国内総生産の実質成長率は、伸び率は低いものの連続でプラスとなっております。中小企業においては、まだまだ厳しい状況にありますが、業種によっては徐々に景気回復の兆しが見られるようになっております。一方で、本格的人口減少社会を迎え、労働力不足が切実な課題にもなっております。

 そうした中、当市では市役所の新庁舎をはじめ、中心市街地においてはJR小林駅前に「地域観光交流センター(KITTOこばやし)」、小林まちづくり株式会社による「TENAMUビル」の完成と、新たな人の流れができ一挙に中心市街地が新しく生まれ変わりました。商工会議所事務局・アクサ生命保険梶E(公)小林法人会と共にTENAMUビル2階に移転し、中心市街地活性化の一翼を担うこととなりました。今後は、行政・関係機関と一体となり、ソフト面の充実を図り各種イベントの企画・運営に努力し、地域活性化につながる仕掛けづくりに取組んで参ります。

 本年度は小林商工会議所創立70周年の大きな節目の年となります。商工会議所の存在価値、必要性、地域貢献度について原点に立ち返り「会員のための商工会議所」となっているかを検証し、更なる組織の充実に努めて参ります。

 また、昨年連続日本一に輝いた「宮崎牛」をはじめチョウザメ等の地域資源を活用した6次産業化の推進により地域産業の活性化を図って参ります。

 更には、小林市の中小企業及び新規創業希望者への総合的な支援を図るために昨年設置いたしました「小林ビジネス支援センター」の企画運営、深刻化する後継者問題を解決する手段の一つとして、早期・計画的な事業承継準備の必要性を促し、事業承継診断などを実施しニーズに対応したきめ細やかな支援を実施する。また小林の未来を担うキャリア教育推進事業の一環として昨年設置されました「小林市キャリア教育支援センター」の積極的な運営等、今迄にも増して行政との連携強化を図り効果的運営に取組んで参ります。

 この他、地方創生に向けた施策の中で「スポーツのまち小林」をキャッチフレーズに、九州ジュニア長距離合宿、こばやし霧島連山絶景ウォーク・マラソン大会、各種合宿・大会の誘致に官民一体となってスポーツ振興による地域活性化にも積極的に取組んで参ります。

 商工会議所は、地域唯一の総合経済団体として、会員企業の繁栄に努め、経営革新、事業転換等環境に配慮した事業にも積極的に取組み、「親しめる 頼れるみんなの商工会議所」をめざし、役職員一丸となって更なる団結を深め経営支援はもとより地域福祉向上に努めて参ります。
1.団結・連携による地域発展のための活性化事業
 商工会議所が、地域経済の発展に寄与し、福祉の増進に資するために組織を強固にし、関係機関・団体と密接に連携を図り、各種事業を積極的に展開してまいります。
2.議員の役割強化・組織の活動充実
 商工会議所が、地域総合経済団体として役割を果たすためには、組織としての活動を充実し、目標や提言等をまとめるなどその役割を果たす必要があり、地域活性化のため更なる団結を進めて参ります。
3.サービスの充実と積極的提供
 経済環境の激しい変化に対応し経営の安定性を図るためには、充実したサービスの提供と時代に即応し、ニーズにあった的確な情報をいち早くインターネット等により提供してまいります。
4.財政基盤の確立
 商工会議所は、法人格を有した唯一の公共的総合経済団体でありますが、収益事業ができません。国・県・財団等の助成事業を効果的に実施し、財政基盤の確立と安定化を図り、歳出経費の節減に努めるとともに効率的な運営を図ってまいります。