昨年の我が国経済は、依然として個人消費に力強さを欠くものの、経済が引き続き緩やかな拡大傾向を続ける中で、需給ギャップも一昨年よりプラスに転じ、賃金も上昇を続けており、もはやデフレではない状況に達したと言われておりますが、地方においてはまだまだ厳しい状況にあるのが現実であります。更には、人手不足・少子高齢化・低い生産性・地方の疲弊と言った構造的課題も山積しております。

 そうした中、当市では一昨年に生まれ変わった市内中心部の3つの核施設(市役所新庁舎・KITTO小林・TENAMUビル)を活用した様々な催しやイベントが行われ、中心市街地に新たな人の流れや、賑わいが生まれた年でありました。本年には小林駅周辺の整備も完了予定であり、中心市街地の更なる賑わい創出を図るべく継続して行政・関係機関と連携しながら効果的なソフト事業を企画・運営して参ります。

 また、地方創生に向けた施策の中で「スポーツのまち小林」をキャッチフレーズに、第4回九州ジュニア長距離合宿の誘致、こばやし霧島連山絶景ウォーク・マラソン大会、各種合宿・大会の誘致、平成31年度高校総体南九州大会(小林市:女子バレーボール会場)支援についても官民一体となってスポーツ振興による地域活性化にも積極的に取組んで参ります。

 更に、昨年開設した「ビジネス支援センター」の活用により創業・経営支援、事業承継についても積極的に取組み地域商工業の発展に寄与して参ります。また今年10月に控えた消費税増税、国の進める「働き方改革」「キャッシュレス」等についても会員がスムーズに対処できるよう施策の周知・相談活動にも取組んで参ります。

 この他、本年度は小林商工会議所青年部が主管となり日本商工会議所第39回九州ブロック大会も当市において開催予定であり、親会としても大会の成功に向け積極的に支援して参ります。

 また、本年度は第29期議員改選の年であり今迄築き上げてきた組織力を更に強固なものとし、会員をはじめ地域経済の発展に不可欠な組織となるよう努力して参ります。

 商工会議所は、地域唯一の総合経済団体として、会員企業の繁栄に努め、経営革新、事業転換等環境に配慮した事業にも積極的に取組み、「親しめる 頼れるみんなの商工会議所」をめざし、役職員一丸となって更なる団結を深め経営支援はもとより地域福祉向上に努めて参ります。
1.団結・連携による地域発展のための活性化事業
 商工会議所が、地域経済の発展に寄与し、福祉の増進に資するために組織を強固にし、関係機関・団体と密接に連携を図り、各種事業を積極的に展開してまいります。
2.議員の役割強化・組織の活動充実
 商工会議所が、地域総合経済団体として役割を果たすためには、組織としての活動を充実し、目標や提言等をまとめるなどその役割を果たす必要があり、地域活性化のため更なる団結を進めて参ります。
3.サービスの充実と積極的提供
 経済環境の激しい変化に対応し経営の安定性を図るためには、充実したサービスの提供と時代に即応し、ニーズにあった的確な情報をいち早くインターネット等により提供してまいります。
4.財政基盤の確立
 商工会議所は、法人格を有した唯一の公共的総合経済団体でありますが、収益事業ができません。国・県・財団等の助成事業を効果的に実施し、財政基盤の確立と安定化を図り、歳出経費の節減に努めるとともに効率的な運営を図ってまいります。