パソコンライフに木のぬくもりを!飫肥杉(おびすぎ)マウスパッドを作成中!【NIC21】

 飫肥杉(おびすぎ)は、今から370年も前の元和時代、飫肥藩(現在の宮崎県日南市周辺)の財政を助けるために植林されたのが始まりです。

 飫肥杉は樹脂を多く含み腐りにくく、江戸時代には主として船を造る弁甲材として、全国から注文を受けていました。また、白アリ・害虫・水にも強く、消臭・除菌効果も持った杉で建築材としては最適です。 

 

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 日南市産業活性化協議会(通称・NIC21)は、この地元の飫肥杉のPRと利用促進を目指して、飫肥杉マウスパッドを作成します!

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 マウスパッドを作ろうと思った理由は、一家に一台パソコンがある現在、飫肥杉に触れてより身近に感じてもらおうと思ったからです。

 今日、試作品第1号が完成しました。サイズは長さ25cm、幅17cm程です。当然、これから改良を重ねていきますが、まずは実際使ってみることから始めます。

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 厚みは8mmほどですが、角を丸く加工してあるため全然気になりません。もちろん、光学マウス(レーザー)も問題なく動作します!

 このマウスパッドがこれからどういう形になっていくのかとても楽しみです!また、試作ができあがったら紹介したいと思います。
 

 日南市産業活性化協議会(NIC21)は、 帆走木造漁船「チョロ船」の復元や、書籍「油津」の発行飫肥杉ネームプレートの作成などなど様々な活動を通じて、まちづくりを引っ張っているグループで、事務局は日南商工会議所にあります。