アクセス解析 その2 「ページ遷移」と「サイト上のデータ表示」

 「アクセス解析しませんか?Google AnalysticsやAn-Analyzer」で紹介したGoogle Analysticsの機能について、もう少し紹介します。

 Google Analysticsには「ページ遷移」という項目があり、閲覧者がHP内をどのように移動しているのかが、ある程度わかります。

Google Analystics

 上の画像から、上部のURL欄に表示されている「/nichinan/pc/case9.html」(つまり「http://www.miyazaki-cci.or.jp/nichinan/pc/case9.html」)を見た5,059人の内、71.29%に当たる2,607人が、次に「/nichinan/pc/case92.html」(つまり「http://www.miyazaki-cci.or.jp/nichinan/pc/case92.html」)をクリックし、その内の61.25%に当たる1,602人はそこで当所HPの閲覧を止めているという事がわかります。(2007年7月12日~2007年8月11日のデータです。)

 ここで考えなければいけない課題は、「/nichinan/pc/case92.html」で見るのを止めてしまった61.25%の人をどう他のページへ誘導していくかということだと思います。(これらはワードの差し込み印刷に関するページですので、目的が達成されれば見ている人は満足して、仕事に戻っているのかもしれませんが。そう考える理由は、日南商工会議所HPは、平日の昼間の時間帯のアクセスが多い事がわかっているからです。)


 もう1つ「サイト上のデータ表示」という面白い機能があります。

google2

 上の画像では、「会員HP紹介」の文字にマウスを重ねた際のもので、「クリック数」が156あったことを示しています。

 この機能は、実際のHP上にクリック数の表示が出るので、ユーザになったつもりで、クリック数が多い(または少ない)原因を検証するのに役立ちます。
 HPを閲覧する際、目線は一般的に左上から右下に向けて動くそうです。ですから、見てもらいたいページへのリンクを左上に持ってきたりなどの工夫が考えられます。(ただ、当所HPの解析結果では、それはあまり当てはまらないようですが・・・。)